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#2 経営者に求められる機能①

第1回目は挨拶記事であったため、実質的に今回が初回の投稿となります。その初回のテーマは、「経営者に求められる機能」としました。

 

本記事でお伝えしたいのは、「どのような視点を持ち、どのような考え方を持った経営者が望ましいと考えられる?」に対する私なりの答です。

 

結論から申し上げますと、「“CIO機能”と“CMO機能”を有するべき」というのが私の答です。以下、2つの機能について、詳細に説明いたします。

 

 

①CIO機能とは何か?

 

「大局観・歴史観を持ち、過去の経緯を踏まえた時代判断を下し、未来に向けた価値ある行動を起こすことができる機能」と定義しています。

と言っても、なかなかご理解頂けないと思いますので、まずは簡単なところから。CIOは、Chief Intelligence Officerの略語として使用しています(Chief Information Officerではありません)。インテリジェンスの訳語が難しいですが、日本語では「最高情報分析責任者」としておきます。

なお、ここで言うインテリジェンスとは、いわゆる知性を指すのではなく、日本人で言えば佐藤優さんのような、様々な情報を収集・分析した上で、未来に向けた示唆を導出できることを指しています。

では、なぜこのような機能を持つことが経営者に必要なのでしょうか。その理由は、大局観・歴史観に基づく時代判断を以て、社会形成戦略を打ち出すべきであると考えているためです。

確かに、経営者の方々は、政治・経済・技術・社会等のメガトレンドにアンテナを張り、自社に対して影響を及ぼし得る事項について動きが生じた場合または生じると想定した場合、それを企業戦略に反映させ、実行に移していくことまで、既に行われていることと思います。その意味では、「CIO機能とあえて言うべきことではないのでは?」というご指摘もあり得ると考えています。

上記はその通りであるという認識を持った上で、今後の経営者が目指すべき戦略レベルは、メガトレンドを踏まえた順応的な取り組みではなく、自らが未来を予見して社会を形成し得る取り組みであると考えています。

具体的には、「XX業界においては、1990~2000年代を●●の時代、2000~2015年を▲▲の時代と捉えられる。今後10年程度は、XXやXX等の事象を背景として、■■の時代が到来することが予想されるため、自社がその時代をリードできるよう、X戦略、Y戦略、Z戦略を同時推進することで対応しよう」といったレベルです。

こういった戦略の思考を実践している経営者の例としては、三枝匡さんや樋口泰行さんが挙げられます。彼らは、明快な時代判断の下で戦略を立案し、実行した/している経営者であると認識しています。

 

 

と、ここまでで長くなってしまいましたので、

CMO機能とは何か については、次回にお伝えすることとします。

 

お読み頂きまして、ありがとうございました。